河井寛次郎と北大路魯山人

自宅工房での「暮らしの器」作陶展では たくさんの来訪者の方々に新作の数々を見ていただきありがとうございました。

昨日は友人夫婦に同行して 島根・安来市の「足立美術館」を訪れ 心の休暇をしてきました。50000坪の日本庭園。枯山水庭、白砂青松庭、苔庭、池庭と眼前に拡がる閑静な風情には 二度目の訪問ながらやはり魅了させられます。ただ何となく違和感を覚えたのですがどうしても答えが見出せません。

特別展示の河井寛次郎と魯山人の作品の数々には素直に圧倒されました。寛次郎の作品の釉薬のスッキリした透明感はやはり私の仕事の目指す世界だと再認識させられました。ただ今回は特に魯山人の器の世界に感服させられました。その器の瀟洒な仕上がりは独特の遊び心を表現しています。ただただ「仕事を仕事している」私には「仕事に遊ぶ」この魯山人の教示は まさに私の陶器づくりの永遠の課題かもしれません。

帰路 米子・境港に立ち寄り 長時間のドライブで友人宅に着き 反省会と称して飲酒。

明朝起きだし 雑草で緑みどりしている我が家の光景になぜかほっとする。    その時 昨日「足立美術館」で憶えたあの違和感の答えがはっきりと理解できました。  そう「草はひとりでに生える」という自然観が私の好みなのでしょう。